墓の聖地化警戒

昨日の中国新聞「劉氏火葬 遺灰を海に 当局強制か 墓の聖地化警戒」

という見出しの記事を読みました。

ノーベル平和賞受賞者 劉 暁波 氏について、詳しくは存じません。

ただ、偉大な人の死後にまで政治が介入して、

完全に抹殺しようとするのを悲しく思います。

 

「人はパンのみにて生きるにあらず」という言葉は、

人が生きるにはパンが絶対必要だという反語的表現でもあります。

もし聖地化を警戒して抹殺を謀ったのであれば、

墓が聖地であることの強烈な反語表現ではありませんか?

 

ただの市井人として生まれ育ち、たとえ立派でなくても、

誰憚ることなくお墓が建てられる国に生きていることを幸せに思います。

 

仕事柄、種々の宗教や種々の考え方、様々な生き方に接します。

その姿勢の現れ方は様々であっても、心の基調に流れている、

父母祖先に感謝し、子を子孫を思う心は変らないように思うのです。

そういう私たちの聖地として、お墓は伝えられていくのではないでしょうか。

 

私共に出来るのは、そういう方々のお手伝いだと思っております。

先日書いた蝉の事が気になり、調べてみた。

 

蝉の一生は短いと、どこかで教わって以来、

気にすることもなくそう思っていた。

特に地上に出た成虫は3日の命とか...

 

生態の研究が難しいらしく、明確ではないけれど、

成虫でも約1か月は生きているようで、

地下の幼虫時代にいたっては、3~17年も生きるのだそうだ。

昆虫類では長寿の部類に入るとのこと。

 

さて、3~17年の寿命が長いのか短いのか。

 

ちなみに動物全体の中で昆虫が一番多種だそうです。

 

 

 

イシクラゲ

藍藻類の仲間でイシクラゲというのがいます。

多雨時になると駐車場の砂利の上でよく繁殖します。

念珠藻属の一種で、食用にされることもあるのだそうです。

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ヌルヌルして見た目がいまいちなので、少しずつ取り除いていました。

その効果があってか乾燥した日には、ほとんど目につかなくなりました。

ちなみに念珠藻は ↓ (湿った鉢植えなどに見られるそうです)

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地球上に酸素が充満したのは藍藻(シアノバクテリア) のお陰と教わりました。

現在では、最古の光合成生物とは認められていないそうですが...。

 

いずれにせよ、最初に分裂してコピーを作る生物(?)が生まれて、

それから長い歴史を経て人間が出てきた。

どのくらい長い歴史なのか....

その生物(?)が生まれてから現在までを一年間で例えたとき、

人間が出現したのは12月31日午後11時55分頃らしいです。

 

私たちを産んでくれた、おおもとの生物も連綿として続いているんですねぇ。

 

とりとめもない話..また続けます ^^;;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

梅雨の晴れ間

おはようござます。

九州の豪雨災害が酷いです。心から、お見舞い申し上げます。

広島市の災害時に、私の実家も床下浸水しました。

たくさんのボランティアの方々に助けて頂いた記憶も新しいのに..><

 

さて、今日は梅雨の晴れ間です。

薄曇りですが、時折射す陽射しが暑いです。

もう梅雨が明けるのかな?

週刊天気予報を見ると、傘のマークがあまり有りません。

気の早い?蝉くんの抜け殻を見つけました。

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夏はすぐそこですね。

 

刑事フォイル

刑事フォイルというTVドラマにハマっています。

第二次大戦中のイギリスが舞台。

本来、東南アジア諸国の雑然とした風景が好きなのですが、

このドラマのイギリスの片田舎の美しい風景にも魅了されます。

 

大戦から70年以上も経過すれば、当時を想像だにしない人々も増え、

40,50代の人がどのような目で見ているのか気になります。

私も戦後生まれではありますが、その名残の時代を味わった世代です。

 

無知な個人的感想ですが、戦勝国イギリスは戦時中も、

アメリカと同じように物資が豊富だと思い込んでいました。

しかしドラマに出てくるのは、日本と同じように物資が不足した市民生活や

思想統制のようなものだったりします。

 

戦時下になるまでは権力の座になかったものが、

権力を持たされた時の人間の弱さとかも出ています。

人間のすることは、いずこも同じなのですね..。

 

愛する人を不条理に失った時の思いだってそうです。

 

キリスト教では日本ほど墓参りはしないと聞いたことがありましたが、

フォイルが妻の命日に墓参するシーンが大変印象的でした。

 

お墓があってこそのシーンでした。

 

草抜き

五月に入り好天が続き、草木には絶好の季節。

生えてほしくない場所にも次々と草が顔を出す。

(「雑草という植物はない」のお言葉が胸にあり、敢えて「草」)

しかしそれは、まことに人間の勝手な都合。

 

夏日のような強い日差しの中で、クラクラしながら考えた。

先ず根を強く張るもの。

すみれ!

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赤ちゃんだと思っても、しっかり根を張っているので、

草抜きフォークで取らねば、すぐにまた芽を出す。

 

あっという間に花を咲かせ、種を作るもの。

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爪草!抜くのは容易だが、あちこちに蔓延っている。

草たちの、命をつなぐ作戦の豊富さ。

 

それにしても、こんな土質の固い、陽射しの強い、

養分も無さそうなところに生えてこなくても、

快適な生存場所はたくさんあるだろうに。

 

その場所で輝いてる。

 

強い日差しの中じゃなくてもクラクラ頭なのに、

陽射しの中での草抜きは、相当ボ~っとしたようで。