五月に入り好天が続き、草木には絶好の季節。
生えてほしくない場所にも次々と草が顔を出す。
(「雑草という植物はない」のお言葉が胸にあり、敢えて「草」)
しかしそれは、まことに人間の勝手な都合。
夏日のような強い日差しの中で、クラクラしながら考えた。
先ず根を強く張るもの。
すみれ!
赤ちゃんだと思っても、しっかり根を張っているので、
草抜きフォークで取らねば、すぐにまた芽を出す。
あっという間に花を咲かせ、種を作るもの。
爪草!抜くのは容易だが、あちこちに蔓延っている。
草たちの、命をつなぐ作戦の豊富さ。
それにしても、こんな土質の固い、陽射しの強い、
養分も無さそうなところに生えてこなくても、
快適な生存場所はたくさんあるだろうに。
その場所で輝いてる。
強い日差しの中じゃなくてもクラクラ頭なのに、
陽射しの中での草抜きは、相当ボ~っとしたようで。