いつ頃の本だろうか。かなり昔の本だと思うけど...。
「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」
と言う本が世界的なブームをお起こした記憶がある。
本の紹介記事には、
「人間、どう生きるか、どのようにふるまい、どんな気持ちで日々を送ればいいか。
本当に知っていなくてはならないことを、わたしは全部残らず幼稚園で教わった
―全米の学校、企業、政界、マスコミで大ブームを起こし、数千万の読者が
「なるほど」とうなずき、日本でもロングセラーとなった伝説のエッセイ集」
とあった。
哲学的に考えればきりがないが、死期が近付いてきた今考えてみると、
この本の表題にあるようなことがホントだなと。
ただ生まれて、ただ生きて、そして死ぬ。
少なくとも今の日本では、これがホントに難しい。
死んで焼骨となれば、自ら墓に入ることもできない。
最期の尻拭いで墓の建立ぐらい自分でしておいて、
墓に入れてもらわなければ、樹木葬や合祀されたら
とても浮かばれないなと思う。