快感

習慣的に、布団の中で本を読みながら寝ます。

最近はよく読めても数ページです (即爆睡 ^^;)

固い本だと数行でアウトなので、柔らかい本が殆どです。

 

昨晩は15年くらい前に買った本で、

生物学個人授業(岡田節人南伸坊)を再読開始。

 

伸坊さんの言葉ですが、なるほどと思ったのが、

「わかる快感というのは、わかったつもりでいたことを、

 こなごなに砕かれる快感なのだ。人間は分った時に

 快感を感じるようにセットされている、とボクは思ってる。

 わかった風なことを書いてしまいましたが、

 もちろん砕かれるべき常識、知識もまた、

 ためこんでいなければ、その快感も少ないんですけどね。」

 

岡田節人先生の講義は全編余すところなく快感だらけです。

プラナリア(子供の頃に習いました)のことも快感でした。

プラナリアは雌雄同体で、自分の身体を自ら2つに切って

2匹にするのが、彼らの生殖なのだそうです。(大体3日に一度)

雌雄同体なので、全て最初の一匹のコピーですよね。

そうすると、千年それを繰り返していたとしたら、

プラナリアの命は千年だと言えるのでしょうか。

面白い問いかけです。

私たちが学識として持っている、「生老死」とは別の

パターンがあり、しかも相当多いのだそうです。

 

ん~ん、快感でした。(考え込んだけど...)