知魚楽
ふとした出会いから加藤徹さんの本を読んでいます。
「漢文力」と言う本、著者40歳の頃の本ですが素晴らしい。
出会いは同じ著者の「貝と羊の中国人」と言う本でした。
その「漢文力」の中で荘子の知魚楽をとりあげた文章に、
広島の丸木位里;俊ご夫婦と母の丸木スマさんの事が書いてあります。
自己はどこまで他者を理解できるか と言う表題です。
難しいことは私にはわかりませんが、
最後に取り上げてあった金子みすゞの詩が素晴らしかった。
さびしいとき
わたしがさびしいときに、
よその人は知らないの。
わたしがさびしいときに、
お友だちは笑ふの。
わたしがさびしいときに、
お母さんはやさしいの。
わたしがさびしいときに、
仏さまはさびしいの。
さっそく金子みすゞの詩集を手配しました ^^
出会いですね。